デンタルニュース
「いい歯の日」
11月8日が「いい歯の日」というのをご存知ですか?
日本歯科医師会が「いい歯で、いい笑顔」を日本中に!をキャッチフレーズに、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」というキャンペーンを実施しています。
「笑顔が素敵な著名人」を選ぶ著名人部門と、「とびきりの笑顔の写真」を選ぶ一般部門があり、11月8日に授賞式があります。
過去の受賞者でいうと、ウィッシュ!のポーズで有名なDAIGOさんと、女子柔道選手の谷本歩実さんなどが受賞しました。
あなたのとびきりの笑顔が表彰されることがあるかもしれませんから、いつでも綺麗で健康ないい歯を保ち続けられるように毎日のケアを心がけてくださいね。
そして、面倒くさがらずに、定期的に歯科検診を受ける習慣をつけていただくとよりよい歯でいることができますす。
☆歯周病
あなたの口の中や歯は健康ですかと質問された時、自覚症状が特にない人からは、どこも痛くないから大丈夫です!という答えが返ってくることでしょう。
歯周病は、痛みもなく歯を支える土台である歯周組織を静かに破壊していく病気です。
自覚症状がほとんどなく、放置してしまうことが多いため、気づいた時には重症になっています。
そのため、治療がとても長引いたり、全身に影響が出ることもあります。
サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)とか、「サイレント・キラー(静かな殺人者)とも呼ばれているのです。
痛みがないから歯が健康とは限りません。予防のためには、家庭でのセルフケアだけでなく、歯科医院で定期検診を受けて、プロにケアしてもらうことも大切です。
定期検診では、出血の有無をチェックしたり、歯周ポケットの深さを測定したりして歯周病の状態を検査します。
そして、専門の道具で歯石や歯垢を除去し、あなたのお口の中の状態にピッタリの効果的な歯磨き方法の指導もいたします。
指導を受けた毎日の正しいセルフケアと、プロの手によるケアで、お口の健康を歯周病から守るために、力を合わせてがんばりましょう。
☆歯周病の進行状態
①歯が浮く感じがして、食べ物が噛みにくくなる。歯周ポケットから膿が出て、歯肉がブヨブヨに腫れ、口臭もひどくなる。
②歯槽骨はほとんど溶けてなくなってしまい、歯根が露出し、歯肉が腫れて痛み、歯はグラグラになる。最後には歯が抜けてしまう。
③歯ぐきに歯垢がたまり炎症を起こし、歯肉が赤く腫れ、ちょっとした刺激でも出血しやすくなる。
④歯肉の炎症が進み、歯垢が石灰化して歯石になり、歯と歯肉の間に「歯周ポケット」という深い溝ができる。歯を支える歯槽骨の破壊が始まる。
☆予防が大切
歯周病は、細菌による感染症なので、原因である細菌の数を減らすことが一番効果的です。
口の中にいる細菌は、数百万から数千万という団体で固まって、プラーク(歯垢)となって歯にこびりついています。
このプラークを取り除くためには、家庭での毎日の丁寧な歯磨きによるセルフケア、いわゆるプラークコントロールが大切です。
また、細菌の数を減らすのと同時に、自分の免疫力を強化することも重要です。
歯周病は生活習慣病であると言われているので、栄養バランスのとれた食生活を心がけて、毎日規則正しく生活し、ストレスをためないこと、歯周病の危険因子となる飲酒・喫煙・疲労・睡眠不足等の見直しもしましょう。
歯の調子がおかしいな、と思ったらすぐに日本橋の歯科・日本橋グリーン歯科へご相談ください。